ロラン大地に立つ【アニメ「∀ガンダム」感想考察第1話】

アニメ

∀ガンダムは1999年にガンダム20周年記念として放送されました。放送から20年以上たちましたが、牧歌的な世界にガンダムとSFの要素を入れた作品であり、今見ても古臭さを感じさせない独自の魅力を持っています。

スポンサーリンク

あらすじ

物語はロラン、キース、フランの3人が地球に降下するところから始まります。3人は降下に使ったフラットというモビルスーツを地下に隠して別の方向に別れました。

2人と分かれたロランはコヨーテに襲われたところをグエンに助けられ、しれからまた歩みを進め川の側までくると服を脱ぎ、水浴びを始めましたが溺れて流されキエルとソシエに助けられます。

この出会いをきっかけにロランはキエルとソシエの2人の親が経営するハイム鉱山で働くことが決まりました。

そこから話は2年後に移ります。鉱山で働いていたロランはハイム家の運転手になり、ノックスという街に訪れると、2年目別れたキースと再会します。

ロランはその後キースとフランの3人で話し合い、ロランがフラットの様子を確認することになりました。

その様子を盗み見ていたソシエが深夜に外出したロランの跡をこっそりつけると、ロランは地面を掘り返して頭だけ露出したフラットに抱き着き、月を見上げて「早く帰ってこい」と叫びます。

世界観を提示した1話

よく分からない1話でしたね。大丈夫です私もそう思いました。

確かに先のことや設定を理解していれば「そういうことか」と納得できるのですが、前情報全くなしの初見では気づけないことが多すぎます。1話だけ見て「あーそっかーそういうことね理解したわ」と言える人はいないんじゃないでしょうか。

伏線

1話は世界観や設定だけを披露した回と言い切ってもいい内容です。起承転結のうち承が始まったところで終わったようなものですが今後の伏線は描写されています。それを1つずつ見ていきましょう。

まず3人がなぜ地球に降り立ったのかは現時点では明らかになっていませんし、キエルを見たロランが「ディアナ様に似てる」と言ったディアナがどういう人物かの説明も全くありません。これらは今後語られることです。

スポンサーリンク

判明したこと

1話だけでも判明した部分はあります。まずソシエはロランに出会った当初から興味があり、それが好意に変わっていることは分かります。

キエルもグエンに好意を持っていますが、こちらはソシエ以上にはっきりと描写されています。

成人式でパートナーを選ぶ際の左右を見る表情は、喜びや興奮よりこの中から選ぶのかという戸惑いの方が強く感じられる顔だったので、地元にはキエルが気に入る相手はいなかったのでしょうね。

またキエルはロランとグエンが再開した際に「新しい学問は難しいもの」とロランの横から会話に加わりました。

これがロランとグエンが知り合いだったことが面白くなくて、グエンの同意を得る形でロランにマウントをとろうとしたように見えたのは私だけではないはず。

ミリシャ

後半に少しだけ出てきたミリシャですが、グエンの「政治と外交を老人がやっている」という言葉から分かるように正式な軍隊ではありません。

自警団や私設軍のようなものでグエンはミリシャを設立した人物です。グエンとミリシャの兵士達が敬礼しているのはそこからきていますね。

アンバランスな世界

一見20世紀初頭くらいの世界観ですが、鉱山で働いていたロランが頭に電気のようなライトをつけていることや、蒸気自動車のように見える車から煙が排出されないなどアンバランスな世界であることがうっすらと表現されています。

固有名詞について

1話だけでは分かりずらそうな固有名詞についても触れることにします。まずロラン達が地球に降下した理由ですが、それは3人が地球降下の先遣調査員として月に住む人間が地球でも暮らしていけるかを実地調査する目的があったからでした。

川に流されたりリュックを背負った状態で転ぶように倒れたのも、地球に降りたばかりのロランが地球の重力に慣れていないことを表す演出です。

地名に話を移しましょう。ロラン達がいるのはイングレッサ領でグエンは現領主の孫、ノックスはイングレッサ領の中心地でビシニティは校外の鉱山町で、鉱山を経営しているのがキエルとソシエの父親です。

この辺りを頭に入れておくと2話以降の内容がより頭に入りやすくなるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました