【ネタバレあり】アニメ「社長、バトルの時間です!」感想考察第1話【ちぐはぐ】

アニメ

「社長、バトルの時間です!」はKADOKAWA、でらゲー、プリアップパートナーズによって去年の10月にスマホ向けに配信されたゲームで、このアニメはそのアニメ版ですね。

KADOKAWAが絡んでいるためか配信前からマンガが始まり、ラノベも発売されています。

アニメの制作はC2Cで最近だと「はるかなレシーブ」「ひとりぼっちの○○生活」を担当しました。

スポンサーリンク

いきなり社長

そんなアニメの第1話ですが引っ掛かる点が多いです。

主人公のミナトが幼馴染のユトリアに呼び出され、失踪した父親に変わってキボウカンパニーの社長をやるよう頼まれる所から始まるのですが、なぜミナトが社長をやるべきなのかははっきりしません。

ミナトがどんな経歴の持ち主かは描写されず、現在ニートであることしか分かっていない状況で、ユトリアもミナトに「社長に向いている」としか言わないので序盤から視聴に躓きました。

ミナトは流されるまま社長をやることになり、秘書のユトリア、戦士のアカリ、僧侶のマコト、事務員のガイドさんの5人でキボウカンパニーの株主である執行役員の承認を得るためにダンジョンに向かいます。

ここも社長を認めるための試練に仲間を4人連れていくことに何の説明もなく、周囲もあっさり受け入れていることが疑問でした。

ユトリア以外の3人もミナトが新社長になることをアカリ以外はあっさり受け入れたことや、帰って来たばかりの3人を社長承認の冒険に付き合わせるのも引っ掛かりましたね。

ダンジョンにて

ダンジョンに入った後でミナトの冒険者ランクが低いことが判明し、アカリがユトリアにミナトが社長で大丈夫なのか聞く場面があるのですが、ここでユトリアは「多分大丈夫」と言葉を濁しました。

序盤でミナトの意思を無視して社長になる前提で話を進め、「社長に向いている」を言っていたのは何だったのでしょう。

「利益度外視で依頼を受ける」「来るものはすべてウエルカム」と先代の社長がどういう人物だったかも語られ、ミナトも同じような人物のように描写されますが先代の方針を受け継ぐだけならミナトを社長にする必要はありません。

ミナトもユトリアが社長にやればいいと言いますが「自分は社長に向いていない」と返され、ユトリアはさらに社員全員現場主義だから社長に向いているとはいえないとも言いました。

劇中でも社長が必要だけど社内に適正な人材がいないとは語られていますが、それを実感できるような描写はありません。

ミナトは冒険者としては未熟でも魔獣の弱点を見抜くことができたと描かれますが、冒険者ランクが上のアカリですら気づけないことを、何の伏線もなくミナトが気づけるので爽快感はなく逆に不自然さが残りました。

倒したモンスターに大きなハンコを押すことで倒したことが認められ、報酬が支払われる設定も出てきましたがハンコを押すのが社長である必要性は描かれません。

ユトリアは戦闘を指揮するのが社長の役目であるように話しますが、ミナトは冒険者ランクが低いのですから戦闘は戦える人間に任せ、ミナト自身は武器や給料の管理のような裏方でもいいはずです。

スポンサーリンク

他人事なガイドさん

ガイドさんはミナトが社長になることについて賛成も反対もせず、給料さえもらえればそれでいいとだけ言いますが、強い魔獣が現れても驚きもせずどこか他人事です。

ダンジョンでも戦闘に参加せず地図を持った案内役で、ミナトに対し不安な感情を持つアカリやミナトを励ますマコトとは対照的に何の感情も示しません。ユトリアがダンジョンでは役割のない立ち位置なのもありこのキャラクターが1番の謎でした。

監査のためキボウカンパニーに派遣された部外者という設定なら、他人事な言動も自然なのですが「キボウカンパニー設立時から先代社長を支えてきた」と公式サイトにも書いてあるんですよね。

パッとしない主人公が社長になるというのは最近の作品だと「仮面ライダーゼロワン」も同じ流れです。

ですがセロワンは祖父の遺言で指名され本人は1度断ると段階を踏んでいたのに対し、こちらはなし崩し的に社長に任命されミナトでないといけない理由が判明しないまま1話が終わりました。一言で語るならちぐはぐな第1話です。

本編は人の好みの差が出そうなものでしたがエンディングは良曲です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました