【ネタバレあり】裏切りスパイは我慢できない【アニメ『遊☆戯☆王SEVENS』11話より】

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裏切りスパイ

ロアが持ちかけた3対3のラッシュデュエルの1回戦はルークの勝利で終わり、学人対ロミンが始まります。

ラッシュデュエルの前にロミンは、今までラッシュデュエルを調べるために遊我達に近づいたことをばらし、学人に「ぶちのめす」と宣言しました。

遊我はそれをいつのまにか察していて、ロアがロミンの弱みを握り言うことを聞かせていたこと指摘し、その上で遊我はロアにロミンを自由にするよう頼み、ロアもあっさり承諾します。

遊我はこの際、弱みを握って言いなりにすることを「好きじゃない」と言うのですが、遊我は5話で新聞部に対して廃刊をダシに脅していました。

弱みを握って脅すようなことは相手から先に仕掛けてきたとはいえ遊我自身もしているので、いい悪いではなく「好きじゃない」という言い方になったのだと思われます。

ロミンはそんな遊我の善意に引っ掛かり、過去の出来事を回想してひどいひどい思い出を多めに思い出しつつも、遊我にプレゼントされたデュエルギターを使いラッシュデュエルは始まります。

ルークは「裏切りスパイ」とロミンを一言で表現し、学人はロミンは本当は自分達と戦いたくないのだろうと勝手に解釈しますが、ラッシュデュエル中のロミンは空腹でそれどころではありません。

回想でラーメンを食べたことを思い出し、学人の顔がラーメンに見えていました。この回はロミンの変容が1番の見どころですが、他のキャラクターの出番も含めて濃度が濃いです。

学人は蒼月流という黒子にカードをドローさせる流派の跡取りですが、新蒼月流と名付けて自らの手でドローします。

かっこよさげな演出が入りますが、やっていることは普通に自分の手でカードを引くだけ。そのため黒子であるゴーハ第7小の副会長と書記はやることがなくなり、学人の応援団を始めます。

この流れから更に学人はロミンの心情を勝手にナレーションし、自分も無駄に濃い顔でロミンの立場に同情しますが、ロミンはその時デュエルギターがイカ焼きに見えていました。

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出オチじゃなかった麺三郎

ロミンは空腹だと正気を失いラッシュデュエルの実力が上がるという秘密がありました。

そこでロアは策を思案。ドラムの平月太に楽屋の弁当やお菓子を食べさせロミンを空腹な状態でライブを始め、ラッシュデュエル中に麺三郎を招待。

麺三郎は屋台を引きながら笑顔で遊我に手を振ってステージに現れました。

6話では名前とシルエットだけの登場だった巻寿司子と八木ニックも連れ、寿司子とニックはコラボした巻き寿司を会場で販売します。

空腹のロミンは最初、巻き寿司をペンライトの見間違いと勘違い。それが本物の巻き寿司と知ると余計に空腹をこじらせます。

ミミが麺三郎を見た時に「何なのこいつ」と言ったように、麺三郎達はライブ会場では色物ゲストでしかありません。ですがロミンは空腹を我慢中、ルークの食レポも含めて存在そのものが嫌がらせや拷問のようなものです。

出典:公式Twitter

正気を失ったロミンは目の色を変え言動も過激になり、一気に攻撃を仕掛け学人に勝利。

勝利後も演奏を続けますが、ふとしたはずみでギターについていたボタンに触れると、ギターからチョコバーが飛び出てきます。それを食べることでロミンは正気に戻りました。

チョコバーは前回でロミンが食べていたものなので、遊我はロミンが食いしん坊でチョコバーが好きなことを把握したうえでデュエルギターを設計したことが分かります。

そういった察しの良さのある遊我ですが、どんな秘密をロアに握られているかは把握できていないようで誘導尋問をかけ、「秘密なんだから教えるわけないでしょう」という発言を引き出します。

このやり取りの間、遊我はずっと笑顔でした。

必要になれば新聞部を廃刊で脅し、周囲の人物をよく見ていてるからロミンの隠し事にも気づく。小学生とは思えない主人公です。

この回はロアと遊我が3戦目に控えていることから、学人の負けが確定したような回でしたが、ラッシュデュエル以外に見せ場を多く用意することで消化試合感を薄れさせていました。

終始登場人物みんな真面目なのにそれがギャグになるシリアスな笑いにあふれ、麺三郎はルークや学人と同じ場所に立ち、寿司子とニックはうぐぐな顔をしたミミと同じVIP席で観戦しながら遊我対ロアが始まる所で終わります。

前回はこちら。
次回はこちら。

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI

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