アニメ後の『ライフル・イズ・ビューティフル』

アニメ

マンガ『ライフル・イズ・ビューティフル』の最終巻が2020年9月18日に発売しました。

それに合わせてアニメ後の『ライフル・イズ・ビューティフル』について取り上げたいと思います。

最終巻には加筆されたエピソードがありますがそちらにはふれていないことをあらかじめご理解ください。

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全国大会後

アニメでは全国大会の期間中に出会った彩賀のるりも原作では大会後の広島観光で出会っています。連絡先を交換したのもそのときでした。

アニメでは全国大会はひかりと接点のないキャラクターの描写はばっさりカットされていましたが、原作だと京都代表の子のエピソードもあったりします。

ただこの京都の子はこれ以降出番がありません。

夏休み中が終わり新学期が始まると、ひかりのある言葉で千鳥の射撃部の面々は固まります。

ひかり、ビームやめるってよ

ビームをやめる。

その一言で泉水を筆頭に動揺しますが、ひかりが言いたいのはビームライフルからエアライフルに転向したいというもので、それを知った残りの3人もひかりの言葉をきっかけにエアを始めることにします。

エアをするにしても実銃であるエアは免許を取るだけでも大変。そのためひかりたちは頼りになりそうな人を探していると、鶴巻先生が後輩を紹介します。

鶴巻先生の後輩・みなもは社会人になっても射撃を続けているキャラクターで、顧問という形でひかりたちがエアを始める協力をします。

免許のためには試験に合格しなければならず、ひかりたちが会場の警察署へ向かうとそこには桐谷のこまちもいました。

桐谷の2年生でエアに転向するのはこまちだけで、千鳥の4人との距離が縮まったりもしますが、こまちもこれ以降しばらく出てきません。

卒業と進級

文化祭などの日常ネタを挟みつつも劇中での時間が過ぎ、1年生は2年生、3年生は卒業し大学へ進学します。

朝香のあきらとミサ、桐谷の零、峰澄の沙由は同じ大学に進学し、峰澄の真帆と伊勢丘の小桜はそれぞれ4人とは別の大学に進学しました。

この中でミサだけは射撃をやめましたが面白い立ち位置にいるのが小桜です。

小桜は大学でも射撃を続けるつもりはありませんでした。高校で射撃を始めたのも運動部が嫌だからという理由で射撃への思い入れは全くありません。

そんな小桜が射撃を続ける要因になったのが千鳥の面々です。

大学進学が決まったことを伝えた際に、ひかりたちの練習風景を見た小桜は伊勢丘での部活動を回想します。小桜にとって射撃の原動力になったのは、一緒に続けていた部員たちでした。

そんな伊勢丘ですが小桜の卒業後部員不足のため休部となっています。

いい話があっても綺麗に終わらないのがこの作品らしいといえばらしいですが、容赦のない展開に笑っていいのか驚いていいのか初見のときは迷いました。

アニメで目立った2年生の中にも3年生になり、射撃部の部長になったキャラクターがいます。

桐谷の汐と峰澄の瀬怜奈ですがこの2人が3年生として射撃をする場面はなく、部長時の姿が簡単に描写されるだけでした。

汐は相変わらずバナナを食べるキャラクターで、瀬怜奈は好きなバンドを部内に流行らせることに成功しますが自分は冷めかけています。

射撃全然関係ないですね。

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新入生

ひかりたちが進級すると同時に、まるという新入生が千鳥の射撃部に入部しました。

まるの親は有名な射撃の選手で、まるは英才教育を受けた射撃のエリートといえるキャラクターです。

扱うライフルもエアなので千鳥高校の面々はエアに転向した4人を含め、計5人がエアで大会に挑むことになるのですがここで1つ問題が発生。

それは全国に出場できる枠は5人で、エアの選手はまるを入れた千鳥の5人とこまちで6人です。

つまり1人だけ全国に出場できません。

不慣れなエアに戸惑いながらも対応していくエリカ、エアでもビームのようにマイペースで撃ち続ける雪緒、全国に出場できなかったことやあきらのアドバイスが覚醒のきっかけになった泉水。

3人はエアに対応していきますがひかりだけはさっぱりです。全国大会でひどい成績を出して以降、スランプなのか本来の実力なのかも分からないまま低い点数をとり続けました。

1年生のときに大会で見せた本番に強い勝負強さは欠片も出てきません。

そんな中千鳥の面々は大学生との合同練習に参加することになります。その環境はひかりにとって刺激的なものでした。

あきらや零に再開できたこともそうですが、その合同練習ではオリンピックが夢ではなく実現可能な目標として捉えられていたからです。

ひかりの調子はさっぱり上がりませんが、『射撃を楽しむ』という点でまるに評価されていたりもしました。

未来の話

大学に進学し1人暮らしを始めたひかりが、優秀な選手に成長したことが分かるところで最終回は終わります。

他人の何気ない一言で射撃を始め、高校で一気に射撃の輪が広がったひかりの成長した姿で終わるのは自然ではありますが、色々ぶん投げた終わり方です。

ひかりがどうやって腕を上げていったかはフラグすら描かれていませんし、ひかりが夏の大会に向かう場面から4年後に飛ぶのは打ち切りを匂わせます。

「もったいない」というのが最終回の感想でした。

朝香の花恋と涼子は高校からの初心者組としてどこまで伸びるか描けますし、ひかりが全国大会で出会ったキャラクターの中にも新しくエアを始めた子がいるので、エアで競い合うこともできます。

確かに試合は地味だし展開に変化もつけにくいですが、試合よりその結果を受けてキャラクターがどう動くかにスポットを当てれば、まだまだやれることや伸びしろはあったんじゃないかなあと思ってしまいます。

それはそれとして

この作品はアニメのスタッフからも愛されていたようで、泉水の誕生日が9月15日なのでキャラデザの方がイラストを描き、担当した声優がコメントをTwitterに書いています。

予定されたライブが中止になったときもファイナル・メッセージいう形式で動画を投稿していました。

こういうのは嬉しいですね。

©サルミアッキ/集英社・千鳥高校射撃部

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