漫画『魔女の旅々』1巻を読んでみて

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某所で漫画版『魔女の旅々』はイレイナやイレイナ周りの描写がアニメとかなり違うという話を聞き、1巻を読んでみたのでそのことについて書きます。

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漫画版について

まず漫画版ですが『マンガUP!』というアプリで連載されていて、ガンガンコミックスUPから単行本が発売され3巻が先日発売しました。

この漫画版とアニメとの一番の違いは、イレイナの喜怒哀楽がはっきりと描かれていることです。

漫画版の1話はアニメの2話にあたる『魔法使いの国』のエピソードでしたが、ここでは魔女のブローチを失くしたことに気づいたイレイナが焦った顔になっています。

  • その後サヤに魔法を教える際もサヤの腕前を見て言葉で表現できない顔をする
  • ブローチのことを知るという女性に話しかけられると「教えてくださいなお姉さま♡」と分かりやすくお世辞を言って媚びる
  • 情報料を求められたときも一度焦った顔になり、金貨を渡すときも心の中で「汚い…」と呟き、渡した後で「がセだったら承知しませんよ」と念を押す

箇条書きですが別人といっていいくたいイレイナの言動がアニメと違いました。

これはアニメだと3話の前半にあたる『花の国』のエピソードでも共通で、こちらは大まかな話の流れはアニメと同じでしたが細かい点はまるで別物です。

花の国の描写

イレイナと花畑にいる少女が出くわすところは同じですが、この時点で少女はある程度意識を保っていました。

花畑に完全には乗っ取られていない状態のためか、イレイナに花束を渡すことはできても何故そんなことをして誰に渡してほしいのかまでは話せないという描写です。

また話している途中で別人のように様子が変わるため、イレイナが違和感を持つコマも挟まれていました。

その後の門兵とのやり取りも門兵を無視して国に入ろうとしたアニメに対し、門の前で高圧的に振舞う門兵にイレイナがイラつき、ギャグ調の顔と猫のような目で威嚇する描写。

花束について門兵に聞かれたときも、高圧的に絡まれたことが原因で自分で摘んだと嘘をつきますが、その晩罪の意識が生まれて花束を包んだストールを焼却炉から回収しようとします。

ストールは門兵の青年がすでに回収していたのですが、焼却炉に向かう際イレイナが自問自答する場面があり、「人として当然の行動です」と結論づけるというアニメ基準では信じられない言葉が出てきました。

翌日花畑に向かう理由も花畑の少女へ国に戻るよう説得しようと思ったのと、住民から聞いた花畑の少女の名前が、門兵の青年の妹の名前と一致したからというものになっています。

同じエピソードのアニメでは気にかける描写があっても、何がどう気になったかの描写がなかったのでイレイナの言動に対する印象がまるで別物。

イレイナの心情がはっきり描写され、ギャグ調のリアクションがあるとこんな変わるのかと読んでいて新鮮さと驚きがありました。

また1巻の最後にはアニメの1話にあたるエピソードがあり、フランが心の折れたイレイナに対しイレイナの両親から試練を与えてほしいと頼まれていたことを話します。

その際「失敗を知らない貴方の将来を心配されていたのです」「この世界には思い通りにならないこともあるのだと学ばせたかったのでしょう」とイレイナに向けてフランは言いました。

あくまでフラン越しの言葉なので両親の本心であるとは断言できませんが、アニメより両親の描写が分かりやすくなっています。

ちなみに裏表紙には段々服が破けていく木こりに話しかけられる4コマがあり、驚いたり冷静にツッコミを入れるイレイナが見れました。

© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

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