カオスが戻ってきたけれど【アニメ『ミュークルドリーミー』34~35話より】

『ひらいて☆ミュージックゲート』のジャケット画像アニメ

初期のノリに戻ったようにみえてそれだけじゃなかった回でした。

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34話

杉山の掘り下げはなく、まいらにスポットを当てたカオス色の強い回です。

雑誌の人気投票対策で社会科見学を動画サイトに上げることになったまいらの提案で、まいらと一緒に牧場へ見学に行くことになったゆめたち。

家族経営の牧場で夫婦は好意的に出迎えましたが、娘の姫香だけは驚きます。

それは本物のまいらと出会ったことが理由に見えましたが、実は姫香はまいらとモデルの同じオーディションに参加していました。

結果はパッとしないものでそれはそれとして受け入れていた姫香でしたが、牧場の動物たちが初対面のまいらにすぐ懐いたので段々と劣等感が生まれてきます。

親がオーディションに応募していたことを話そうとしたのをきっかけに、ブラックスキーマが生まれゆにに狙われました。

ゆにはさらに牧場の牛たちにゆにっちアビスを使って暴走させます。ユメシンクロで夢の中に入ったゆめの説得で姫香は正気を取り戻しますが、その際まいらがすごいという姫香の考えに同意しつつゆめは姫香に動物たちの世話ができていることをすごいと言います。

この回のゆめはペットの朝ごはんを忘れないよう親に注意され、自分自身でもペットの世話が親頼みであることを姫香に話しました。

暴走した姫香の言動のようなカオスな展開が注目されることの多い本作ですが、話の展開が丁寧でカオスになっても大筋から脱線しないのもこのアニメの魅力です。

また今話で面白いのが姫香の立ち位置で、まいらに嫉妬し否定的な言動をとる同年代の子はクラスメイトとして初期の頃からいました。

その子たちは今はもうすっかりまいらのファンですが、その子たちの嫉妬はあくまで一般人の目線です。

それに対して姫香はまいらと同じオーディションに参加した経験があり、実物のまいらと触れることで凄さを改めて実感し、動物たちとすぐに仲良くなったり美味しくアイスを食べる方法を披露するので、自分の得意分野でも勝てないと落ち込みました。

自分がすごいと思う相手に得意分野でも勝てないと思いしらされるという、えげつない話を今話ではやっています。

姫香はまいらの動物から好かれて羨ましいという台詞を聞くことで自分の劣等感にけりをつけました。

ブラックアビスを浄化しても姫香の生活は変わらず、まいらの社会科見学の動画に出演したことがきっかけで注目されるようなことはありません。

ブラックアビスを浄化しただけでは、ブラックアビスが発生した原因は解決しないことは初期からずっと貫かれています。

35話

ときわの故郷である山梨に流星群を見に行くところから始まります。

山梨にはドリーミーストーンを奪おうとしたゆにもいて、ゆめたちへの嫌がらせも兼ねてゆにっちアビスを流れ星に使いました。

流れ星は地面に落下し暴れ出すのでゆめたちは逃げ回り、その間にドリーミーストーンの入ったドリーミーボックスを奪おうとする作戦です。

ゆには喜びながら杉山家に帰りますが、間違えて杉山へのお土産のフルーツを盗んでいました。

ここまではいつも通りの展開で、杉山は怒ったりせずゆにに優しく接しますが闇の女王様はその様子を見て、杉山に良心が残っていると不満を口にします。

実際に杉山は百合に冷めた対応をとるようになりましたが、言うことを聞かずに動いて失敗するゆにに対しては優しく、百合がゆめ越しに送ったプレゼントも丁寧に保管していました。

不穏な動きを見せる杉山パートとは裏腹に、ゆにっちアビスの影響で地面に落下した流れ星を宇宙人だと思ってはしゃぐことこを筆頭にゆめたちは変わらず明るくやっています。

流れ星も夢の中で自分勝手な願いごとばかり聞かされ、それがストレスの原因になるといういつものカオスさがありつつ、ゆめに対して報われることの少ない朝陽の願いごとを知ったゆめが朝陽に感謝するというエピソードもありました。

すうもゆにっちアビスをインチキアビスと呼ぶなどいつものノリが続くので、杉山周りの不穏さが余計に強まった回でした。

前回はこちら。
次回はこちら。

©2017,2020 SANRIO CO.,LTD. ミュークルドリーミー製作委員会・テレビ東京

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