触れたら死ぬラブコメ【漫画『死神坊ちゃんと黒メイド』1~5巻より】

アニメ

2021年7月からアニメの放送が始まるこの漫画について触れていきます。

コミックス5巻までの内容に触れていくのでネタバレを避けたい方はあらかじめご了承ください。

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あらすじ

貴族の『坊ちゃん』は5歳のときに魔女の呪いに『触れたものを死なせる呪い』をかけられました。

呪いのために周囲から避けられ別邸に追いやられた坊ちゃんは、メイドのアリスや執事のロブの3人だけで別邸に暮らしつつ、好意を持つアリスと結ばれるために呪いを解く方法を捜します。

強めの下ネタと戸惑う距離感

触りたい 触れない ―世界で一番、切ない両想い。

アニメの公式サイトでこう紹介されていますが、全くないわけではないのですが切なさを前面に押し出すわけでもなく、実は下ネタが多めな本作。

アリスは劇中で逆セクハラと坊ちゃんに言われるように、わざとスカートをめくったり上着を引っ張って胸を見せようとします。

それどころか何をするにしても距離が近く、もう少し顔を近づけたらキスできる距離まで顔を近づけることもありました。

お互いが体に触れられないまま一緒に踊るエピソードもありますが、逆セクハラという形のアリスのボケに対し、坊ちゃんがツッコミを入れるのが会話の大半なので、このアリスの距離感と言動を肯定的に捉えられるかで楽しめるかが決まります。

2巻でも改めて触れられますが、坊ちゃんは呪いによって触れた植物を簡単に枯らせることができ、その呪いは人も対象なのですがアリスはそのことを気にしません。

坊ちゃんに好意を持っていることは何度も描写されていますが、それ以外の理由はでてこないため、好意だけで触れたら死ぬ坊ちゃんに接近していることになります。

劇中坊ちゃんにかけられた呪いを知るモブや1話にだけ出てくるキャラクターは坊ちゃんを恐れますが、アリスもロブも坊ちゃんを恐れ距離をとろうとはしません。

読み進めていくとアリスにも何かしらの秘密があると思われる描写が出るので、呪いを気にしないことに理由があるかもしれませんが、5巻までではその理由は明かされないため、アリスは呪いを恐れないキャラクターとなっています。

坊ちゃんも1巻のうちは「触ってしまうかもしれない」と言いますが、途中からは近いことにのみツッコミを入れるようになりました。

また1巻では老眼で距離感がつかめなくなったロブに対し、体に触れないようツッコミを入れる坊ちゃんでしたが、ロブの老眼についてはこれ以降触れられなくなります。

2人の障害

坊ちゃんとアリスは1巻ですでに相思相愛の仲ですが、5巻の時点で2人の間には呪いと身分という2つの障害があります。

呪いについてはすでに触れているので、貴族に触れますが坊ちゃんは貴族であるため、メイドのアリスとの結婚を母親に否定的に受け取られました。

またアリス自身も坊ちゃんと結婚することには否定的で、坊ちゃんは家族との関係を大事にすべきと言う考えです。

アリスと結ばれるために実家と絶縁しなければならなくなった場合、坊ちゃんとアリスはどうするのか。

呪いとは別の障害が2人にはあります。

ゆっくり進む本筋

2巻までは坊ちゃんとアリスを中心にロブと坊ちゃんの妹・ヴィオラが出てきますが、3巻以降は新たに魔女のカフと魔法使いのザインが登場します。

2人は坊ちゃんとアリスの友人として度々登場するようになり、2人がメインの回もありました。

この2人は5巻の時点で坊ちゃんに呪いをかけた魔女とは無関係なので、坊ちゃんとアリスが魔女の世界に関わる切っ掛けになっています。

ただカフとザインの関係も出来上がっていて、どちらも坊ちゃんやアリスの恋のライバルにはならないため、本筋にはあまり関わりません。

カフとザインを抜きにしても、『死神坊ちゃんと黒メイド』には話の前後に関係ない単発のエピソードがいくつもあります。

それらは単発のエピソードとして面白いのですが、本当に話の前後に関係なく挟まれるのでコミックとして通して読むと間延びした印象を与える原因にもなっていました。

どこかに遠出するのも設定的に難しく、キャラクターも少人数で話が広がりにくいため、似たような話になってしまうのもマンネリ感を強めています。

また坊ちゃんは率先して呪いを解除するために調べ事をしないので、魔女関係のエピソードは誰かが別邸に訪れることで進む構成になっていました。

胸を見せたりスカートを自分からめくるアリスを肯定的に捉えられるかで、この漫画を楽しめるかが決まるというのはこういったところからきています。

坊ちゃんの家族

坊ちゃんは家族(というより母親)から追い出されるように別邸に住んでいますが、家と縁を切るつもりはなく、呪いが解けたら戻りたいと考えています。

そんな坊ちゃんには妹のヴィオラの他に弟のヴォルターもいて、どちらも坊ちゃんには好意的。弟に至っては坊ちゃんの呪いを解くために、闇市を巡ってまで魔女の書物を集めています。

5巻で本格的に登場した母親も、期限付きで呪いが解けたら跡を継がせることを認めるなど、この2人に比べると冷たいですが坊ちゃんの存在を認めていました。

そんな母親はアリスの姿を見て動揺し、生前アリスの母親がつけていた日誌が魔女に狙われていたので、アリスの母親絡みでも坊ちゃんの母親に出番があるかもしれません。

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応援イラスト

サンデーつながりの応援イラストが本日の時点で6枚あり、Twitterでも公開されているのでそれらを取り上げます。

©イノウエ/小学館・死神坊ちゃんと黒メイド製作委員会

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