アッキーへの違和感【アニメ『ミュークルドリーみっくす』第11話』より】

アニメ

アッキーの誕生日ということで、久々に杉山ファンクラブや元部長の押尾が登場し、森村とミカの2人にも出番がある回でしたが、アッキーへの違和感が強まる回でした。

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第11話 『パーティやっちゃうにゅい!』

アッキーの誕生日が近いということで、ゆにや杉山ファンクラブの面々はお祝いの準備をしますが、その様子が面白くないアクムーは雨を振らせてパーティの邪魔をします。

誕生日パーティーが中止になってことで、アッキーは普段見せない落ち込んだ姿をゆにに見せました。

腹黒なアッキー

アッキーは当初、自分が祝われることに遠慮気味でしたが、ゆにやファンクラブが準備をしている様子を見て肯定的に捉えるようになります。

そんなアッキーとゆにの姿が『わくわくキラキラ』していて面白くないアクムーは、会場の公園にピンポイントで雨を降らせました。

パーティーが中止になり人気のなくなった会場で、アッキーは普段見せない落ち込んだ様子を見せます。それを見たゆめはユメシンクロしてアッキーの夢の中に入り、夢の世界でパーティーをしようと計画しました。

それは成功しアッキーは喜びますが、ゆめが帰ろうとする瞬間を狙ってゆめの持つミュークルレインボーにゆにっちアビスを仕込みます。

ついさっきまで誕生日を祝われていたのに、気が引けたりためらったりすることなく、ミュークルレインボーに細工をする姿にはいたずらでは済まない悪質さを感じました。

悪人のいない世界の中で

というのもこのミュークルドリーミー、基本的に悪人のいないアニメです。

前期では何かしらのストレスや心にモヤモヤを持つキャラクターがブラックスキーマを生み出し、そこにゆにがブラックアビスを埋め込むことでトラブルが起きるというのが前半の流れでした。

このストレスやモヤモヤの原因はブラックアビス浄化後の描写も含め、明確な悪人がいない構成になっています。ゆにもストレスから解放されるから自分はいいことをしていると言い切っていました。

そんなゆには失敗ばかりで落ち込んだり謝ったりで、後に正体が明らかになる闇の女王様もその過去はギャグとして処理できるもの。

弟へのコンプレックスからブラックスキーマが生まれ、ナイト仮面としてゆめの前に立ち塞がった杉山も、ブラックアビスの影響を受けても悪人になり切れない描写が何度も描かれていました。

その一方アッキーは明確な悪意を持って動いています。11話もそうですが2話でコトコトを暴走させたときもまったく悪びれていません。

11話でゆめに誕生日を祝われたのに手の平返しのような言動をとったことや、2話の暴走したコトコトを見て涙ぐむことこ。

この2つのエピソードは本人や巻き込まれたキャラクターの描写により、やんちゃやいたずらっ子のレベルを超えているように映りました。

11話では珍しく落ち込むアッキーが描かれましたが、その姿がかえってアッキーの悪質さを強調する結果になっています。

前期において主要なテーマだった夢はほとんど触れられず、『ミュークルドリーみっくす』では『わくわくキラキラ』が重要なテーマになりました。

アッキーの存在はこの変化と同じように、アニメとしての方針の違いが明らかになったことを証明しているのかもしれません。

前期との違いとしてはこのようなグッズ展開も挙げられます。女児向けのおもちゃや日用品ばかりだった前期とは違い、こういう方向にも力を入れていくようです。

前回はこちら。
次回はこちら。

©2021 SANRIO CO.,LTD. ミュークルドリーミー みっくす製作委員会・テレビ東京

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