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色々ある『テニスの王子様』のアニメシリーズ

2001年にテレビアニメの放送が始まり、その後もOVAや映画など様々なメディアで原作準拠の続編やオリジナルストーリーが描かれるアニメ『テニスの王子様』シリーズ。

主人公の越前リョーマがテニスの名門中学校に入学し、テニスで全国制覇を目指すストーリーで全国大会の決勝で勝利したところで原作は一度終了。

その後『新テニスの王子様』にタイトルを変えて連載が始まり、こちらでは日本代表に選ばれU-17W杯に出場し優勝を目指す内容で、現在は『テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』が放送中。

このタイトルまでにどんなものがあったのかを、配信で見ることができるテレビシリーズ、OVA、映画に分けたうえで内容にも簡単に触れていきます。

テレビ

テニスの王子様

王子様現る

アニメ1作目でアニオリを挟みつつ原作の関東大会までを描き、その後はアニオリの『関東地区ジュニア選抜 vs アメリカ西海岸ジュニア選抜チーム』を入れつつ、越前と手塚のシングル戦で終了します。

特にアニオリ要素が強いのが関東大会2回戦で、原作では緑山中学校が相手でしたが、アニメでは城成湘南学園中学校に変わりました。

この城成湘南ですが完全なアニオリではなく、原作でも名前は登場しますが関東大会初戦で緑山に敗退しています。また城成湘南の選手も一部ですが原作に登場しました。

アニメ全体の試合演出も最初は原作通りでしたが段々と派手になっていき、最終話では体が金色に光ったりラケットを持った腕ごと竜巻ができたりします。

『テニヌ』や『テニスしろよ』と言われる現在のテニプリの原型ともいえる演出でした。

テニスの王子様

王子様の帰還

全国大会の決勝後、日本に戻って来たリョーマU-17日本代表選抜合宿に参加するところから始まります。

エピソードに手が加えられているものの、前作に比べアニオリは薄めな原作準拠な内容でした。

テレビ版とは別にOVAが存在し、ブルーレイやDVDの各巻に1話ずつOVAを収録。OVAも込み1つの話になる構成です。

そのためテレビ版では簡単に触れるだけだった試合でも、OVAでは時間をかけて描かれていました。

テニスの王子様 U-17 WORLD CUP

現在放送中の最新作で、選抜合宿の方針に反発し追放されたリョーマアメリカ代表の合宿に参加するところから始まります。

PVでも分かるように様々な技が飛び交い、すごいことになっていますがテニプリの魅力はそれだけではありません。

一見めちゃくちゃなものの試合そのものやキャラクターが試合に臨む姿は真剣で、ネタ要素もある技や能力とその真剣さが他にはない魅力を生み出しています。

OVA

テニスの王子様 OVA

Episode 1 帰ってきた王子様

テレビ版『テニスの王子様』終了後に始まったシリーズで、タイトル通り全国大会が描かれる全国大会篇と、他校にスポットを当てた外伝的な立ち位置のANOTHER STORYを合わせて全5タイトルあります。

テレビ版だとリョーマは全国大会には出場せず、全米オープンに出ることを選ぶアニオリで終わるのですがその辺りのことはほぼ無かったことになっています。

テニスの王子様 OVA vs Genius10

革命への前奏曲(プレリュード)

テレビ版『新テニスの王子様』の続編にあたり、U-17日本代表の20人やその中でも『Genius10』と呼ばれる上位10人との代表をかけた試合が描かれ、越前リョーガが本格的にストーリーに絡んできます。

リョーマが合宿を追放され、リョーガにアメリカ代表になることを誘われるところで終わりました。

テニスの王子様 BEST GAMES!! 

関東大会の4つの試合を新たに製作したリメイク作で全3作。期間限定で劇場でも公開しました。タイトルは以下の3つです。

テニスの王子様 氷帝vs立海 – Game of Future

原作者の許斐剛先生監修で作られたアニメオリジナルストーリー。U-17W杯後が舞台で跡部財閥が湘南にテニスコートを新設し、そのエキシビションマッチとして氷帝vs立海が組まれます。

氷帝の部長は日吉に変わり、立海は玉川が新部長になるなど時間の流れが感じられ、世代交代を意識した内容でした。

この玉川ですが初出は漫画『新テニスの王子様』の番外編で、そちらでも立海の新部長として登場するのですが彼女持ちでもあるというテニプリでは珍しいキャラクターです。

ブルーレイやDVD以外に配信もあるのですが、配信はU-NEXT限定なのが残念なところ。また本作とBEST GAMES!!は、現在放送中の『U-17 WORLD CUP』と同じ川口敬一郎監督が監督を務めています。

映画

映画はこの3作で1作目は後に新テニスの王子様で本編にも登場する越前リョーガが初登場した映画です。

名前と外見や言動、常にオレンジを持っているのは本編に登場したリョーガと同じですが、それ以外はほぼ別人でリョーマのことも忘れていました。

声優も山崎裕太さんでしたが、『新テニスの王子様』では宮野真守さんに変わっています。

また劇場版なのもあって試合の演出は全体的に派手になり、手塚ゾーンで恐竜が滅ぶ演出があるのも本作です。

上映時間は65分と映画としては短めですが、これは「跡部からの贈り物~君に捧げるテニプリ祭り~」が同時上映だったためで、こちらが30分ほどの内容なので合わせて100分近くなります。

第2弾はイギリスが舞台となりますが、こちらは本編とは関わりのない独立したエピソードです。

許斐剛先生が製作総指揮の第3弾は全編3DCGで、全国大会決勝後に武者修行のためリョーマが渡米すると家族旅行中の桜乃がギャングに絡まれているため、助けるためにボールを放つと過去にタイムスリップするという始まりです。

動画でも分かるようにミュージカル色の強い映画で、登場するキャラクターや一部の場面に違いのある<Decide>(ディサイド)と<Glory>(グローリー)の2種類があります。

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