2023年秋アニメアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』。
この1話についての解説記事ですが、私自身が競馬には詳しくないため、前期との接点などが多めの内容です。
第1話あらすじ
憧れのトウカイテイオーのようなウマ娘を目指して、トレセン学園に入学したキタサンブラック。テイオーと同じチーム＜スピカ＞に加入し、デビューから無傷の３連勝で勢いに乗るキタサンは、無敗の三冠ウマ娘へ向けて『皐月賞』に出走する！
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ドゥラメンテ登場
1話で最も盛り上がったのはドゥラメンテ登場でしょう。前情報もリークもなかったため、劇中のレースのように一気に話題をかっさらいました。
特に台詞や他のキャラクターとの接点はありませんが、皐月賞でサトノクラウンと睨みあい、日本ダービーではレース前に独特な歩き方を再現し、ダービー後に真顔のまま手を振るなど主人公のキタサンブラック以上に見せ場がありました。
ダービーではアニメ2期1話のテイオーと同じ足元のアップから一気に加速する場面がありました。
クラシック二冠（皐月賞と日本ダービー）
ケガで菊花賞には出走できない
独特な歩き方をする癖がある
テイオーとドゥラメンテにはこういった共通点があり、それを意識した演出だと思われます。
すでに公開済みのキービジュアルに、ドゥラメンテを加えた新しいキービジュアルを公開するという凝りようで、力が入っていることを証明するかのようにフィギュア化も発表されました。
ドゥラメンテ役の秋奈さんへのインタビューも公開されており、オーディションの結果が1年前には伝わっていたことが書いてあります。
このことはドゥラメンテの存在が1年以上漏れなかったことの現れであり、キャスト・スタッフのウマ娘への思い入れが伝わるエピソードといえます。
またドゥラメンテの右肩には羽がありますが、競走馬エアグルーヴが競走馬ドゥラメンテの祖母に当たり、ウマ娘のエアグルーヴの勝負服にも左肩に羽がついているため、これを意識したデザインだと考えられます。
繰り返し（天丼）ネタ
テレビアニメ版ウマ娘の特徴として、同じセリフややり取りを何度も繰り返すというものがあります。
序盤の授業で日本ダービーを勝利したウマ娘について触れていましたが、この授業から始まるやり取りは1期や1周年記念アニメにもあったものです。
キタサンが刺繍の授業で指を傷める場面もありますが、これも2期にありました。
2期では怪我をしたテイオーへのお守りを作っていましたが、3期では刺繍の授業とシチュエーションはまったく違いますが、キタサンの思いを込めたものであるというう点では共通しています。
加えてその後にキタサンがサクラバクシンオーから短距離路線にスカウトされ、キタサンに断られたバクシンオーが右手を伸ばす流れも1周年記念アニメにありました。
また日本ダービーのレース前に、サイレンススズカがキタサンの頬を両手で包む場面がありますが、これも1期にあった演出で、このときはスペシャルウィークが包まれています。
どうした急に
2期にはみなみとますおという2人組の男性キャラクターが登場しました。
ほぼモブのような存在なのですがレースの途中で急に解説を入れ、キタサンとサトノダイヤモンドの2人とも接点があるため、モブとは思えない存在感を発揮します。
この解説では「どうした急に」という台詞が挟まれるのですが、この言葉も印象に残りやすくピクシブ百科事典やニコニコ大百科で記事が作られています。
どうした急に (どうしたきゅうに)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)
どうした急にとは (オタクトクユウノハヤクチとは) [単語記事] – ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)
この2人ですが2期では5話や12話でテイオーの走りに否定的な見解を示し、勝者が誰であれ称えていました。
対照的に3期1話ではキタサンが勝てるであろうという好意的な見解で、レース後に勝者であるドゥラメンテには拍手などをせず悲痛な顔をします。
2期では観客という立場でいられたものの、3期ではキタサンと関わりがあるため客観的にレースを見ることができなくなっています。
自分に集中できていないキタサン
1話はキタサンがロードワークの途中、あちこちで人助けをするところから始まります。
これはゲームでもお助けキタちゃんと呼ばれるほど人助けをするキタサンを紹介する演出ですが、自分のレースに集中していない描写ともいえます。
というのもトレーナーからは自分のレースをできるトレーニングをする指示を受けていましたが、キタサンはドゥラメンテに意識を向けてばかりでした。
テイオーにも自分らしく走るようアドバイスを受けていますが、レース中はドゥラメンテの走りに意識が向いてしまっています。
キャラクターの追加はあるのか？
キービジュアルの更新があったため、キャラクターが追加されるのではないかという意見を見かけますが、私も追加されるのではないかと予想しています。
新旧キービジュアルを比較するとサトノクラウンが上に移動し、サウンズオブアースが小さくなりました。
そのため画像の右側は埋まったものの、左側にはまだ空白があり、シュヴァルグランが上か左下に移動、もしくは小さくなることで生まれたスペースに新しいウマ娘が入ることはあり得るでしょう。
ジャンプする外国人
ロードワーク中のキタサンと日本語で喋り、レース場では大きくジャンプするという妙に濃い白人のキャラクターが登場しますが、このキャラクターは騎手のミルコ・デムーロさんがモデルです。
あの両手両足を高く上げたジャンプもデムーロジャンプと呼ばれているもの。
ドゥラメンテやサトノクラウンが主要キャラクターであり、モデルになった競走馬に騎乗していたのでアニメであのような演出になったのだと思われます。
スポーツ誌による解説
またスポーツ誌『Number』が書いた記事もあり、こちらではスポーツ誌の視点で様々な考察が語られていました。
この記事にはキタサンが刺繍の授業でピンクの糸を使っていたのは、競走馬キタサンブラックが日本ダービーで8枠17番であり、この番号の騎手はピンクの帽子を被ることが元ネタではないかなどの指摘があります。
楽曲配信
1話で流れたED『ロストシャイン』、OP『ソシテミンナノ』、ED『アコガレChallenge Dash!!』の3曲は既に配信が始まっています。
またイラストは未公開ですが、サントラの発売も発表済みです。
ポチップ
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