2023年秋アニメ『葬送のフリーレン』。
2022年の9月から10月にかけて連載100話突破とアニメ化記念として、劇中で登場したキャラクターやアイテムが対象の人気投票企画がありました。
この企画はターク地方の薬草家のような1度しか出てこないキャラクターどころか、クソみたいな驕りと油断で死んだ魔族や暗黒竜の角、ジャンボベリースペシャルまでその対象。
この記事では投票結果を10位まで紹介しており、ランキングでは順位のついた人物紹介の画像付き投稿も併せて埋め込んであります。
2023年11月時点でアニメ未登場のキャラクターもいるため、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
投票用のサイトも作られており、X(旧Twitter)でも告知されていました。
1~3位
1位 ヒンメル
2位 フリーレン
3位 ミミック
主人公であるフリーレンと、もう1人の主役といってもいいヒンメルが1位と2位という結果でした。
3位のミミックはネタ枠としてこの順位に入ったのでしょうが、投票サイトのミミックの画像にはフリーレンもいるので、フリーレンとミミックを合わせればフリーレンが1位ともいえるランキングです。
人気投票2位の投稿でもミミックに食われている画像が使われています。
またこのランキングはミミックぬいぐるみ販売告知の投稿でも触れられています。
4~7位
4位 黄金郷のマハト
5位 フェルン
6位 シュタルク
7位 デンケン
投稿企画が行われていた時期の最新刊が9巻だったこともあり、9巻から登場するマハトや本格的にスポットが当たったデンケンが上位に食い込みました。
マハトは9巻以降のエピソードで敵となる立ち位置で、10巻11巻と長期間フリーレンたちに立ちふさがります。
デンケンは一級魔法使いの試験で登場し、フリーレンにはかなわないものの優秀な人物であるという描写がされ、9巻以降で本格的に過去が語られるキャラクター。
そのため時期的に納得できるランキングとなっています。
フェルンとシュタルクも5~6位に仲良くランクインしています。
8~10位
8位 南の勇者
9位 ザイン
10位 断頭台のアウラ
8~10位となると短い出番ながらも印象に残るキャラクターがランクインしていますが、この中で最も取り上げたいのは南の勇者です。
南の勇者はフリーレンがかき氷を杖から出しているとき(アニメでは6話)に、アイゼンの『人類最強の南の勇者が七崩賢によって討たれた』という台詞から存在は匂わせていましたが、本格的に登場したのは7巻の1話だけでした。
フリーレンの回想として登場し、南の勇者はフリーレンを魔王討伐の旅に誘ったものの断られた後で、自分の秘密をフリーレンに話します。
それは自分が人類最強であるのは未来が見えるからであり、未来では自分は死に別の若者が魔王を倒すというもの。
南の勇者が登場する回で明らかになるのですが、七崩賢のうちヒンメルたち勇者パーティーが倒したのは2人で、残りの5人は倒してはいません。
その5人のうちの2人がアウラとマハトであり、残りの3人に加え未来視ができる魔王の腹心・全知のシュラハトも南の勇者が倒していたことが明らかになります。
9位のザインは3巻の終盤に登場する僧侶で、僧侶としては優秀なもののタバコもギャンブルもするキャラクター。冒険者になった友人を探してフリーレンとともに旅をしますが、4巻の後半に別れ1人旅を始めます。
ザインも出番の多いキャラクターではないものの、フェルンとシュタルクの件かを仲裁するなど短いながらに活躍する場面がいくつもありました。
初登場も底なし沼に入りながらフリーレンに身の上話をするという淡々としながらもインパクトのあるものです。
10位の断頭台のアウラはアニメ化で反響が大きかったキャラクター。
原作では左下の小さなコマで描かれていた勇者パーティとの戦闘も、一瞬だけとはいえ躍動感のある構図で登場するなど演出面でも優遇されていました。
アウラ編は戦闘の作画に力が入っており、首切り役人のリーニエやリュグナーとの戦いもアニオリが加えられ、アウラも首の前に髪の毛が落ちるなどアニメ版独自の演出が付け足されています。
このランキングの結果は週刊少年サンデーの他に、X(旧Twitter)でも公開されています。
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