2020年に連載が始まり、2023年にアニメ化が発表された本作についての解説記事です。
コミックス2巻までのネタバレを含みます。
あらすじ
ワンルーム、日当たり普通、天使つき。 1巻
一人暮らしの男子高校生、徳光森太郎。彼が自宅のベランダで出会ったのは清楚で優しい女の子『とわ』。けれど彼女の正体は…? 無垢な二人の胸キュン同居ラブコメディ♪ 「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」matoba最新作!!!
本作について
『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』は、『月刊少年ガンガン』にて2020年10月から連載中のマンガで作者はmatobaさん。
一人暮らしの男子高校生、徳光森太郎が自宅のベランダで出会った女の子・とわとの同居生活を描いています。とわの正体は天使であり、その事実が二人の日常を大きく変えていくストーリーです。
2巻の時点では森太郎を中心とした緩やかなハーレム寄りラブコメで、重いエピソードやシリアスな背景が出てこないため気軽に手に取れる内容ですね。
この作品は同居から始まるラブコメで、アニメ化した『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』の作者であるmatobaさんの最新作となります。
また2023年10月にテレビアニメ化が発表されました。主人公の徳光森太郎の声は梅田修一朗さん、天使のとわの声は遠野ひかるさんが担当します。
PVの第1弾は公開済みで放送時期は現時点では未定。単行本は2023年11月現在で6巻まで発売済みです。
監督 – 大西健太
シリーズ構成・脚本 – ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン – 上武優也
音楽 – 滝澤俊輔(TRYTONELABO)
アニメーション制作 – オクルトノボル
アニメ化発表時に作者によるイラストも投稿されています。
主なキャラクター
徳光森太郎
本作の主人公で16歳の男子高校生。お人よしで面倒見がよくしっかり者な性格。
ワンルームの部屋で1人暮らしをしていたところ、ある日ベランダでとわが倒れているところを見つけ、行くあてのないとわを保護するかたちで一緒に暮らし始めます。
とわと一緒に暮らしているものの保護者としての意識が強く働き、とわ、つむぎ、のえると複数の女性と知り合ってもラブコメよりギャグ色が強く、2巻の時点では誰とも恋愛を意識した関係にはなっていません。
1話の時点で1人暮らし用のワンルームに住んでいますが、1人暮らしをしている理由はされておらず血縁関係者としては叔母の存在を匂わせています。
とわ
人間のことを知るために天界からやってきた天使。健気で優しい性格。
人間たちの常識などを全く知らない状態で地上に現れ、保護されるように同居を始めました。部屋から出ない暮らしを続けていたものの、森太郎と一緒に外出するようになります。
天使である自分が目立つ存在であるという自覚がなく、背中の羽で空を飛び森太郎が通う学校までやって来たこともありますが、空を飛ぶ姿を見た生徒たちからは『幻覚を見た』程度の扱いで済まされてました。
堤つむぎ
森太郎のクラスメイトの女子。子供の頃に森太郎と出会っていてその際彼に好意を抱きます。
2巻の時点で明確に恋心が描写された唯一のキャラクターで、とわが森太郎が一緒に暮らしていることを気にしているものの、自分からは積極的に行動を起こせない立ち位置。
周囲が天使や雪女なのに自分がただの人間であることを気にしており、心の中でツッコミを入れたりリアクションの大きいキャラクターです。
和泉のえる
森太郎と同級生で、同じファミレスで働くバイトの同僚。
実は雪女で感情が高ぶると吹雪を起こす体質を持ち、周囲との関わりを避けて過ごしていたため秘密を共有できる特別な友人(主に森太郎)の存在に舞い上がります。
また雪女であることや、吹雪をコントロールできないことを隠すために、1人でいる時間が多かったためアニメや漫画にハマったオタクという設定もあります。
※2024年1月追記
2023年の年末から2024年の年始にかけて、matobaさんのアカウントでイラストが投稿されています。
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