※以前自分のブログに書いた記事を移したものです。
『いっせいトライアル』の期間中に『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』を遊んだので、ゲームの紹介と自分がプレイした感想などを書いていきます。
ポッ拳とは?
正式なタイトルは『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』で、初出は2015年のアーケードゲームです。
ポケモンと鉄拳シリーズのコラボにあたり、バンダイナムコゲームスが鉄拳の製作で得たノウハウをつぎ込んだ対戦格闘ゲームです。
2016年にWii Uに移植、追加要素を加えたうえで2017年に『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』とタイトルを変えたうえでNintendo Switchでも販売しました。
ポケモンを直接プレイヤーが操作するバトルポケモンと、サポートをするサポートポケモンに分け、様々なポケモンを組み合わせて戦うシステムで、上の画像のジュナイパーはDXで新たに追加されたポケモンです。
他にもバトルポケモンやサポートポケモンとしてギルガルドやミュウなどがDLCとして配信済み。
アーケードゲームとして稼働を始めたときから専用のコントローラーがあったのが特徴で、このコントローラーは後にWii U向けにも販売し、そちらはNintendo Switchでもテレビモードなら使用できます。
ゲームシステム
『フェルムリーグ』、『シングルバトル』、『デイリーチャレンジ』、練習用の『プラクティス』、それとオンラインと通信での対戦とアバターを変更できる『マイタウン』に分けられます。
『フェルムリーグ』は6人制のリーグ戦でランキングを上げ、各リーグで8位以内になると参加できるトーナメントで優勝してトレーナーと戦い勝利することで上のリーグに参加できます。
『シングルバトル』はCPUと戦う1人用で、対戦相手やステージをプレイヤーが選んで遊べます。
『デイリーチャレンジ』はバトルポケモンとサポートポケモンが固定された状態で遊ぶもので、普段使わないポケモンに触れる機会として用意したものですね。
『プラクティス』は文字通り練習用、オンラインはネット環境必須で通信は近くの人と対戦できます。
バトルシステム
先に2勝した方が勝ちの3ラウンド制で、バトルは大きく『フィールドフェイズ』と『デュアルフェイズ』の2つに分けられ、『フィールドフェイズ』ではステージを上下左右に動き、『デュアルフェイズ』では左右にのみ動けます。
2つのフェイズがバトル中に切り替わることで、バトル中に仕切り直しが起きるシステムです。共鳴ゲージがたまると一時的に能力が強化される共鳴バーストが使え、共鳴バースト時のみ使えるバーストアタックもあります。
サポートポケモンはラウンド前にあらかじめ選んだ2体の中からどちらかを選びます。相手への攻撃、味方の支援、相手の妨害のいずれかの効果がありますが、サポートゲージがたまらないと使えません。
それぞれの効果の他にサポートポケモンのチャージ時間でも差別化を図られ、ラウンド間のニアの応援でもゲージは加算されます。
3すくみ
通常攻撃の他に相手の攻撃を受けても止まらないブロック攻撃と、相手を捕まえて攻撃する掴み攻撃があります。
- 通常攻撃は掴み攻撃に強くブロック攻撃に弱い。
- 掴み攻撃はブロック攻撃に強く通常攻撃に弱い。
- ブロック攻撃は通常攻撃に強く掴み攻撃に弱い。
この3すくみと2つのフェイズがこのゲームの特徴です。
ゲームとして面白いのか?
まずフィールドフェイズですが、画面を見ると自由に動けそうですが実際は違い、左右に動いていると自動で相手に近づくようになっています。
相手にちゃんと近づけるようにそうなっているのはやっていて分かりましたが、慣れないうちは相手との距離の取り方に苦労しました。
フェイズごとに同じボタンでも攻撃の種類が変わるので、これに不慣れなうちは戸惑うでしょう。
このゲームはスマブラのように攻撃ボタンと方向キーで攻撃を出し、攻撃ボタンが3つなのもスマブラと同じですが、2つのフェイズで攻撃のほとんどが別物に変わるので覚えなきゃいけない攻撃がスマブラより多く、そのため敷居がどうしても高くなります。
否定的なことを書きましたが、これは格闘ゲームに不慣れな場合の視点。そうでなければ既存のものにはない個性的な格闘ゲームとして受け入れられるかと。
ポケモンの特徴を生かした動きや攻撃は見ているだけで面白く、サポートポケモンを使って一気に攻めたり、攻撃中の相手を妨害することもできるのでそこでも駆け引きが起きます。
次回作があるなら攻撃の種類を減らしてサポートポケモンを含めた駆け引きを重視したものになってほしいですね。
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