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『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX』を振り返る【プラフタ○○化まで】

2021年に発売した『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ DX』。2015年に出たゲームにすべてのDLCと追加要素と加えた本作について取り上げます。

遊んだのはニンテンドースイッチ版なので、ボタンの記述がニンテンドースイッチ基準となり、触れる範囲はプラフタが人形になるまでなことを予めご了承ください。

発売に合わせて描き下ろしイラストを公式アカウントが投稿しています。

システムとストーリー

アトリエシリーズ17作目にあたるため、基本的な部分は他のアトリエシリーズと変わりません。

昼夜や天候、曜日の概念があり、昼と夜で出てくるモンスターが変わるものの、あちこちの採取地で素材を集めアイテムを作るところは過去作と変わらないです。

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戦闘面では今までは3人までしか戦闘に参加できませんでしたが、今作は4人参加となり攻撃スタンスと防御スタンスを導入。

各キャラクターが攻撃した際に追撃するサポートアタックや、攻撃された際に立ちふさがって代わりに攻撃を受けるサポートガードは、各スタンスを選ばないと発動しなくなりました。

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錬金術では素材を入れるところにパズル要素を導入。光っているパネルに素材をはめ込むとアイテムや装備が強くなるシステムです。

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ストーリーは祖母のような錬金術士を目指すソフィーが、祖母が持っていた本に錬金術のレシピを書き込むとその本が喋りだすところから始まります。

自分をプラフタと名乗る本は記憶の大半を失っているものの、ソフィーが本に錬金術について書き込むと記憶を呼び覚ますため、ソフィーの記憶を取り戻すためにも錬金術について学んでいくというのが主な目的。

ソフィーが人形になるエピソードも、記憶を取り戻すためには本のままでいるより、元々は人間なのだから人に近い姿の方が記憶を取り戻しやすいからだろうという話から生まれたものです。

長所と短所

長所

このゲームには基本的にノルマがありません。調合や採取だけしたいときはそれに集中できますし、ひたすら寝て過ごすことも可能。

素材となるアイテムを手に入れることで新しくアイテムが作れるようになり、そのアイテムで別のアイテムを……とアイテムを作っていけるのがこのゲームの特徴です。

モンスターを倒したり、アイテムを作って渡す依頼の場合は、期限を設けられているものもありますが、依頼を受けてから断ってもペナルティはありません。

難易度設定もあるので、戦闘が苦手だったり面倒な方はEASYを選ぶことで遊びやすくなり、DXから戦闘の早送りと移動時のダッシュが追加されたので、採集と戦闘はサクサク進めることができます。

また少し進めると量販と自動補充が使えるように。

この量販は種類に限りはあるものの調合でできたアイテムを複製し、それを購入できる仕組みです。

本作では回復アイテムや攻撃アイテムを錬金術で作る必要があるため、同じアイテムを何個も作る必要が出るのですが、量販を使うことでその手間を省くことができます。

自動補充は街に戻ってからお金を払うことで、戦闘で使用したアイテムの消費分を自動で補充できる仕組みで、戦闘でアイテムを使う際に自分で同じものを使ったり量販する手間を考えずに済み、貴重なアイテムでも気軽に使うことができました。

キャラクターの言動を含めてストーリーには不快感が出る要素はなく、皮肉屋なキャラクターはいるもののその言動にストレスを感じるほどではありません。

スターシステムとしてロジーとパメラが出てくるのも面白い要素です。

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また過去のアトリエシリーズやそれ以外のゲームの曲を流すせることも長所として挙げられます。

短所

長所としてサクサク進めることができると書きましたが、シナリオ進行ではそれができずテンポの悪い部分があります。

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プラフタを人形にするシナリオでは各キャラクターにアイテムを渡し、それを元にプラフタを人形にするために必要なアイテムを作り、完成したものを各キャラクターがソフィーの家に持ってきます。

このときキャラクターはゲーム中の時間で、1日に1人だけソフィーの家にやって来るため、イベントの進みは遅くテンポの悪いものでした。

毎日寝て過ごしていれば勝手に進むとも考えられますが、それは採集→調合→採集→調合と、この2つを繰り返すのが売りのゲームとは噛み合わないため、面倒くささを感じるものに。

『ゲーム実況に影響されてそのゲームを買ってみたら思ったほど面白くない。動画はゲームのダメな部分を倍速や編集していたから気づかなかった』。ということが起きやすいゲームともいえます。

調合できるアイテムを思いついたり話を進めるために、キャラクターと仲良くなる等の上記のサイクル以外のことをする必要があるのも、噛み合わない部分として挙げることができます。

またキャラクターの装備を変える際、一覧から特定のキャラクターを選ぶと、もう一度一覧に戻らないと他のキャラクターの装備を変えられないことに不親切を感じることも。

ZLやZRでキャラクターを変えられればな~と、遊んでいて思うことが何度もありました。

とはいえ遊べないほどの不満ではなく、ひどいバグもないのでどこかしらに興味を持ったら遊んでみて損のないゲームです。

2022年4月現在、ゲオオンラインで特製スリーブ付きのパッケージ版を購入できます。

余談

本作と続編ソフィーのアトリエ2』の発売に合わせたイラストや漫画のリンクが公式サイトにあり、元はTwitterの投稿なのでそれらの中から本作に関するイラストや漫画を取り上げます。

Twitterアトリエシリーズ公式アカウントはイラストを投稿することもあるので、イラストに惹かれた方はフォローするのをお勧めします。

イラストの中にはスマホの壁紙に使えるものも。

またコーエーテクモのオールスター無双ものの無双スターズというゲームがあるのですが、これにソフィーとプラウダも参戦しています。

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